大麻(ヘンプ) は麻薬ではありません。多くの健康効果が期待されているハーブです。

大麻精神病というのは実際にありますか? -ヘンプでエコロジー生活「アサノハ」

大麻と精神疾患

質問:大麻精神病というのは実際にありますか?

Q.私は、医師から「大麻精神病」と診断されています。先月に大麻所持で10日ほど留置所にいました。
自己診断では躁鬱型の統合失調か機能不全環境から来る心因反応ではないかと思っています。
大麻草は薬用ハーブとして優れており、統合失調などの症状を抑えてくれるのではないかと考えて使用していたのですが、大麻精神病って本当にあるのでしょうか?ネット上には明確なソースがないので、どうもしっくりいきません。

回答:適量摂取を心掛ければ大麻は身体に有用なハーブです

A. 脱法ハーブによると疑われる精神錯乱や死亡事例相次ぎ、社会問題となりました。
脱法ハーブとは、大麻の所持が法律によって禁止されているために、その代替として作られたもので、植物の粉末に化学合成した薬品を混ぜたものです。
混入されている薬品には、毒性や依存性が強いものがあります。その薬品が様々な問題を引き起こしているのであり、したがって、これを「ハーブ」という言い方をするのは本来適当ではありません。

大麻に関しては、日本国内で、大麻所持での検挙件数が毎年2000~3000件あるにも関わらず、脱法ハーブのような精神錯乱や死亡事例といった際立った事件が起こっていません。
にも拘わらず、「大麻精神病」という言葉が世の中にはあるのは、「医療大麻」が誤解されているものと思われます。

本来、「ハーブ」とは、人間の体にとって有益な成分を含む植物の総称のことを言い、大麻草はハーブの一種です。
薬の副作用や薬害が叫ばれる中、穏やかな薬効を持ち、安全性の高いハーブ(メディカル・ハーブ)が、代替医療の分野を中心に注目されてきています。
化学的に合成された薬よりも、生きた植物のほうが人体組織と親和性があり、人が本来持っているホメオタシス機能を引き出して自然治癒力を高めてくれます。
しかし、メディカル・ハーブは科学的にはまだ研究が進んでおらず、そのために大麻草の優れた薬効が公認されるには時間がかかるものと思います。

メディカル・ハーブとしての大麻草の効果のひとつとして、THCという成分に精神を安定させる作用があります。
そのため、医療大麻の分野では、精神疾患の患者に大麻を使用して治療させるという考え方があります。
海外などては、実際に精神疾患の患者がその治療のために大麻を吸引していることも多いため、それを理解できない人たちが、大麻が原因で精神疾患になったのだと誤解をしているのです。
日本の多くの精神科医は、大麻に関してこのような理解がありません。ですから、「大麻精神病」という判断は誤診と考えられて良いと思います。

ただし、アロエにしても、ウコンにしてもそうなのですが、ハーブには過剰摂取による害(過剰症)というものがあるので、大量に摂取すれば良いというものではありません。
また、以上は客観的な説明をまとめたものにすぎませんので、国内での大麻使用は推奨できないことをご了承ください。
日本では、大麻草の薬効成分を含む部分(花や葉)を取り扱うことは、いまだに大麻取締法によって禁止されています。


海外での大麻を合法化する動きについては、以下のページをご参照ください。
http://www.taimasou.jp/index.php?QBlog

医療大麻に関する動画もご参照ください。
http://www.taimasou.jp/index.php?medicine

(文・やしろたかひろ)

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