国連麻薬委員会が医療用大麻を承認、「最も危険な薬物」リストから除外

大麻

国連麻薬委員会は2日、大麻と大麻樹脂を最も危険な麻薬に分類していたリストから外すことを承認しました。
これにより、医療や研究目的の大麻を価値を認めることになります。

「最も危険」のカテゴリーに属する薬物は各国が独自に厳しい規制をとるように努力義務が課せられますが、今後、大麻については不要になります。

世界保健機関(WHO)が削除を勧告し、委員会を構成している53カ国が投票し、賛成票が過半に達しました。米国や欧州各国は賛成し、日本は反対票を投じました。
WHOの勧告は「大麻を医療目的で適切に利用できるようにするのが狙いで、娯楽向けの使用を促すものではない」と強調しています。

これを受けて、ここ日本でも今後大麻の合法化に向けた議論がより活発化するかどうかが注目されます。

大麻はアメリカやカナダをはじめ多くの国で合法化が進み、また医療的価値も徐々に認められるなど世界的な見直しが進んでいます。
大麻成分のうち、カンナビジオール(CBD)は痛みや不眠の改善に効果があると言われ、米国ではCBD入りの食品が人気を集めています。日本でもカンナビジオールは合法です。

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