神事用大麻の栽培に三重県薬務課の壁 日本伝統文化と麻農家に波紋

精麻
大麻と神道

三重県南伊勢町で神事用大麻の再興に取り組んでいる農業法人「伊勢麻」は2018年から三重県で大麻を栽培している。
「伊勢麻」は連作障害を避けるために昨年までとは別の場所での栽培免許を県に申請したところ、高額な費用がかかるフェンスや電気柵などの設置を求められていたことが分かった。

県薬務課は、近くの道路から見えないよう目隠しできるフェンスで囲み、電気柵と監視カメラを設置するよう指導した。
「伊勢麻」はフェンス設置費だけで約850万円必要なため新たな場所での栽培を断念した。

栃木県鹿沼市の栽培農家で、伊勢麻の農業技術者を育てた大森由久氏は「三重県の対応は農家をつぶそうとしているとしか思えない。厚労省がもっと前面に出るべきだ」と話す。

出典: 東京新聞(2022年4月14日)

三重県・伊勢新宮のお札のことを大麻と呼びます。
日本では古くから大麻草が罪穢れを祓う神聖な植物として神社仏閣で使われてきました。


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