福田カレンのエネルギー栄養学

福田カレンのエネルギー栄養学 vol.0

フルーツ

はじめまして。フルーツオブエデンの福田カレンと申します。初回ですので、少しだけ自己紹介させてくださいね。

私はフルーツを主食にするフルータリアンスタイルの食生活を8年ほど続けています。30代後半で体調を崩し、痛み止めや風邪薬、睡眠導入剤や抗鬱剤が手放せない時期があったのですが、こんな状態から抜け出すには食生活を徹底的に見直すしかない!と思ったのがきっかけです。
アメリカとイギリスの教育機関でオルタナティブ栄養学を学ぶ過程でフルータリアンの栄養学に出会い、以来フルーツを主食にするフルータリアンスタイルの食事法を続けています。

この場では、フルータリアン栄養学というより「エネルギー栄養学」というテーマで、よりホリスティックな視点から健康や食、そして宇宙にあまねく流れるエネルギーについて書いていきたいと思っています。

栄養学を勉強し、その後も実践を通じて栄養と健康の関係について研究してきたとはいえ、生化学的な栄養学は健康の本質とはあまり関係がないと現在は考えています。
その理由をかんたんに説明すると、人間とは多層的な存在であり、食事という物質的な側面より、感情や思考といった目には見えない要素により大きく影響され、健康が左右されると考えるからです。

(「目に見えない要素」といっても、量子論(特に量子生物学)や、ニューサイエンスと呼ばれるような、先端的な科学による考え方が基盤になっています)

量子論による身体やエネルギーの捉え方についてはおいおいお話ししていくとして、今回は栄養を摂ることを考える以前にまず考えなければならない「デトックス」についてお話ししていきたいと思います。

現代人は食べ過ぎです。私も含め、こういわれて心当たりのない人は恐らくいないと思います。
だとすると、健康になるためにまず必要なのは、現在の食生活に野菜やサプリを「プラスする」ことではなく、節制や少食によって「マイナスする」ことだとわかります。

食べ過ぎが当たり前になると、健康を維持し、気持ちよく活動するための適量がわからなくなっています。
当然体重も増えるでしょうし、内臓は常に酷使されている状態となり、機能が衰えてきます。つまり老化が進むのです。

食品添加物や生活用品に含まれる化学物質だけでなく、水や空気の汚染からも逃れられない私たちにとって、体内にとり込んでしまった有害物質を排泄することは、栄養を摂取することよりも先決といえるのではないでしょうか。

ファスティング(断食)やジュースクレンズ(コールドプレスジュースをのんで行うデトックス法)といった、摂食による健康法が注目されるのは、「食べ過ぎ」という本質的な問題に気づく人も中にはいる、ということの現れなのだと思います(うすうす気づいてはいても、食べられないくらいなら死んだ方がマシ、という方も大勢いらっしゃると思います・・・もちろん、そういう選択もアリ!!)。

ところで、デトックスとは具体的にはどんなことなのでしょう。
人間の身体には同化(栄養を摂取し消化し、細胞にとり込むこと)と異化(細胞の一部である老廃物を切り離して排泄する)という代謝の働きがあります。
このうちの異化の働きを意識的にサポートすることが、いわゆるデトックスです。

それでは、デトックスをサポートするために必要なのはどのようなことでしょう?
身体の働きを知り、邪魔しないことだと考えています。

同化と異化に関連する身体の働きとして考えられるのは2つ。
1つは、サーカディアンリズムとよばれる体内時計のようなもの。1日を早朝~昼、昼~20時頃、20時頃~早朝の3つに分け、それぞれ排泄の時間帯、摂取の時間帯、吸収の時間帯と定義。
サーカディアンリズムによると、お昼までは排泄(異化)の働きが活発になるため、食事してその働きを阻害するのは間違った習慣ということになります。

もう一つは、人間本来の食性に合った食生活をすること。
私はもちろん、人間は果食動物だと考えてフルーツを主食にしているわけですが(この根拠についてはまた改めて)、フルーツをしっかり食べ、穀物ではなくフルーツから糖質を摂るように人間の身体はデザインされていることを忘れてはなりません。

こうしたことを考慮した私自身の食生活はというと

14時頃 グリーンの野菜多めのコールドプレスジュース
15時頃 スムージー
16時頃 バナナやナッツ
18時以降 夕食(野菜多め、穀物は1日おき)

が定番になっています(体調の変化に合わせ、今後もっと減らしたい。また季節によって変動があるのは当然)。

ふだんから少食を心がけていると「食べたい」という欲求は身体ではなく感情や思考から発せられている場合が非常に多いことがわかります(別の機会に詳しくお話ししたいと思います)。
食と身体の関係にていねいに向き合っていると、食べものが身体や心に与える影響に敏感になります。そうして自然と、不必要な習慣がなくなり、健全な食生活をとり戻すことができます。
消化器官を含む内臓が本来の働きをとり戻すと、同化と異化のバランスが整います。老廃物や有害物質といったブロックのない身体はエネルギー(全ての生命に等しく流れる宇宙のエネルギー)のめぐりがよくなり、本来の自分につながりやすくなります。持前の資質や個性を発揮しやすくなるのですね。
私自身、食生活を見直すきっかけは慢性的な体調不良や鬱を改善したい、中年太りを解消したいというものでしたが、今になって考えると、心が穏やかになったこと、自分のことが好きになれたこと、エネルギーや目に見えない世界に敏感になったことが一番の収穫であったと思います(現代人の松果体は石化しているといわれますが、デトックスすると松果体も健やかになり、誰もが持っているサイキック能力が発揮されるようになるといわれています)。

地球に棲む全ての人々が個々の能力を最大限に発揮することは、本人だけでなく、周りの人や社会にとってもこれ以上ない貢献であり、それこそが調和した社会です。
地球と人間は1つの生態系の中にあります。私たちの身体がきれいになると、地球もきれいになります。

★今回ご紹介するレシピ:たまには食べない時間をつくる

(2017.10.25 福田カレン) プロフィール


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