武田邦彦コラム

今年のインフルエンザ患者数が激減した理由

武田邦彦

今年のインフルエンザの状態が異常です。
日本で、毎年9~10月にはだいたい1週間平均で1000人ぐらいのインフルエンザ患者が出ます。
去年は異常で、この時期に5000人ぐらいいました。
今年はまた異常で、10~20人ぐらいに減りました。

減少した理由については、たぶん専門家はマスクや自粛の効果だと言うでしょう。しかし、そのように言う人はデータを見ておらず先入観で決めているのです。
私がデータを見直したところ、今年のインフルエンザが急激に減ったのは1月の第2週からです。
自粛やマスクが始まったのはインフルエンザの流行が終わりかける時期の2月の中旬ぐらいからなので、1カ月以上開いているのです。

ウイルスの世界に何か大きな変化が起きていることは確かです。
考えられることは、おそらくはウイルス同士の相互干渉ですね。あるウイルスが人の体に侵入する前に別のウイルスがいると遠慮する傾向があるのです。
インフルエンザはスペイン風邪から始まってちょうど100年経ちましたので、そろそろ活動が終了する可能性もあります。

例年でインフルエンザでは1万人、一般の肺炎では10万人ぐらいが死亡するので、新型コロナの死亡者数は物凄く少ない。
インフルエンザとの関係を見ると、もしかしたら、新型コロナは人間に対する感染力は弱いがウイルス同士の戦いでは力が強い。今まで王座を占めてきたインフルエンザウイルスが弱体化するほど強いのかもしれない。

日本人で冬のカゼで病院にかかる人が毎年2000万人(病院にかからない人を含めると推定で日本人の3分の1に当たる4000万人)もいるので、これが撲滅出来たら日本の冬は本当に良くなります。
だから、今年の冬は非常に興味深く見ることができそうです。
そうすると、むしろ新型コロナウイルスの研究は、ウイルス同士の関係という研究として非常に面白いと思います。

(2020.11.18 武田邦彦) プロフィール


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